2025.07.11
交通事故で痛めやすい部位ベスト5
① 首(むち打ち・頸椎捻挫)
最も多いケガ。追突や急停車の衝撃で首が鞭のようにしなることで筋肉や靭帯が損傷
症状:首の痛み、可動域の制限、頭痛、めまい、吐き気 など
② 腰(腰部捻挫・椎間板ヘルニアなど)
シートに押しつけられる衝撃や、全身が揺さぶられることで痛める
症状:腰の鈍痛、動作時の痛み、しびれ(特に足に出る場合あり)
③ 背中・肩(打撲・筋肉の損傷)
シートベルトの圧力や、体が急にねじれることで筋肉を痛めやすい症状:肩・背中の痛み、張り、動かしにくさ
④ 膝・足(打撲・骨折・靭帯損傷)
前方のダッシュボードにぶつける、歩行中や自転車での事故では直接接触で損傷
症状:膝の痛み、腫れ、歩行困難
⑤ 頭(脳震盪・頭部打撲)
衝突時にヘッドレストや窓などに頭をぶつける
症状:頭痛、意識消失、吐き気、記憶障害(重症時)
その他によくある部位・症状
部位 よくある症状
顎・歯 エアバッグや衝撃で打つ・折れる
手首・肘 ハンドルを握っていてねじれる・骨折
胸部 シートベルトによる圧迫やあざ
内臓 見た目に異常なくても内出血や損傷の可能性あり(要CTなど)
大切なこと
痛みが軽くても、事故後は必ず病院を受診(後から悪化することが多い)
自覚症状がない場合も、検査で異常が見つかることがあります
診断書をもらい、人身事故扱いに切り替えると補償が受けやすくなります