2025.06.19
こんにちは!
院長の佐々木です。
最近寒さの影響かギックリ腰の患者様が増えて来ております。
そこで家でも出来る応急処置について4つにまとめてみました!
1. 動きを止めて安静にする
- 痛みを感じたら無理に動かさず、その場で楽な姿勢を取ります。
- 楽な姿勢の例
- 仰向けで膝を軽く曲げ、膝下にクッションや枕を置く。
- 横向きで膝を曲げ、背中を丸めるように寝る。
2. 患部を冷やす
- 痛みが出た直後は、炎症を抑えるために患部を冷やします。
- 冷却用のアイスパックや保冷剤をタオルで包み、腰に当てます(10~15分程度)。
- 直接肌に当てるのは避けてください。
- 冷やすのは発症から48時間以内が有効です。
3. 痛みを和らげる工夫
- 腰を固定するためにコルセットやタオルを巻いてサポートします。
- 無理に動かさず、必要があれば周囲の人に助けを求めましょう。
4. 痛みが和らいだら慎重に動く
- 完全に動かないのではなく、痛みが少ない範囲で軽く動くことが回復を早めることがあります。
- ただし、痛みが強い場合は無理をしないでください。
注意点
- 温めるのは48時間以降:発症直後に温めると炎症が悪化する恐れがあります。
- 市販薬の利用:痛みが強い場合は、市販の鎮痛剤(例:イブプロフェン)を使用すると一時的に楽になります。
- 痛みが続く場合や神経症状(足のしびれ、排泄障害など)がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。